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留学ガイド

留学、語学留学は夢を実現するためのファーストステップ。あなたは留学でなにを学び、何を得て、その後どう進みますか?
こちらでは皆様より頂いたお手紙の中から、現地で体験された貴重なレポートを選りすぐって掲載しました。
これからあなたが進む道の先輩達の体験を簡単にまとめてありますのでご参考になればと思います。

Traffic & Other ~交通、その他~

「暮らすように滞在する」となると、気になるのが「治安」。実際、どうでしたか?
近藤
「一般に『留学先』として紹介されている場所は、やはりおもに、治安の良いところだと思います。ですが、こればかりは気を付けるに越したことはない。まず常に『日本とは違うんだ』ということを頭に入れて欲しいなと思います。貴重品は身の回りから放さない、夜の一人歩きは避ける。『なんだ、そんなこと当たり前じゃない』とおっしゃる方が多いのですが、実際に現地に行ってみると、『危ない!』と感じることも多いんです。例えば、学生食堂で席取りのために椅子にカバンを置いておく、といった行為。日本ではごく普通ですが、海外ではこのような状態で荷物がなくなっても当たり前。あまり同情もされないので、注意してくださいね」
牧瀬
「これも当たり前ですが、暗くなってからの夜の一人歩きは、とくに女性にとってはお勧めできません。ロンドンの場合、12時過ぎまで夜遊びしても、1時間に1本の割合で『ナイトバス』が運行していて、慣れてくるとつい『もう少し飲んじゃおうかな』と考えてしまいますが、これはときとして危険な兆候。タクシーを使うか、もし拾えなければホームステイ先のホストファミリーの方に、(ご迷惑ですが)どこかまで迎えに来てもらう、といった方法をお勧めします」
奥津
「オーストラリアも、一般にとても安全な国ですが、それでも危険はゼロではありませんから、くれぐれもご用心。ちなみに、ちょっと話が逸れますが、オーストラリアでは救急車が有料です。国籍や永住権をもっている人には『メディケア』と呼ばれる保険制度が適用されますが、留学生は対象外。事故や病気の際、各自で医療保険や海外旅行傷害保険に加入していなければ、全額負担しなければならないので、こちらも注意が必要です」
治安と関連しますが、「交通」も気になるところでしょう。都会と郊外ではまったく事情が違うと思いますが、都会に絞って考えればどうでしょう。
奥津
「シドニーの場合、電車はすべて2階建てですが、主な交通機関は日本の都心部と変わりません。地下鉄やバスのほか、フェリー、モノレールなどがあって、おもな場所には公共の交通機関で十分移動することができます。最近は、可愛らしい路面電車『ライト・レール』も登場、24時間運行しているんですよ。ちなみに、メルボルンはトラムがメイン、ブリスベンはバスや鉄道がメインです」
近藤
「バンクーバーの場合、基本的に市内が3つのゾーンに分かれていて、運賃もゾーンごとに決まっているので分かりやすい。いわゆる地下鉄はありませんが、バスやシーバスが市内を網羅しているし、バンクーバーで万博が開かれた際に開通した『スカイトレイン(全コンピュータ制御の無人電車)』、97年開通のWest Coast Expressなどもあります。一方のトロントは、地下鉄をはじめ、バス、ストリートカーなどの交通網が発達していますが、バスの路線網は複雑なので、乗り換えマップが必需品です」
牧瀬
「イギリスは、鉄道発祥の地。中でもロンドンは、underground、tubeなどと呼ばれる地下鉄が市内をくまなく網羅しています。東京や大阪の地下鉄同様、各ラインは色別に分れているので、慣れない人でも分かりやすいはず。料金はゾーン制で、回数券や1日乗り放題の割引チケットもあります。赤いダブルデッカー(2階建て)のロンドンバスとともに、ぜひ積極的に利用してみてください」

――そして僕からもう一つ。ロンドンに留学した皆さんにぜひお試しいただきたいのが、列車で約1時間で行けるオックスフォードへの小旅行。この街にあるカレッジの多くは午後に校内を一般公開していますので、見学がてら、各大学のグッズを揃えるのもオススメです。本場の学問の地の風に吹かれて、ぜひ『学ぶとは何か?』『学問とは何か?』をゆったりと考えてみてはいかがでしょう。

Afterword ~おわりに~

いま私たち4人が改めて「自分にとって、留学はどんなものだったか」と考えるとき、必ず頭に浮かぶのは、素晴らしい海外の人々との出逢い、そして多少なりとも生まれ変わった自分の姿です。

不思議なもので、環境を変えるとそれまでの自分とは違った自分が見えて来るもの。私たち4人も、少なからず「留学前とイメージ、変わったね!」とか「明るく積極的になったみたい」「なんだかキレイになったね(お世辞かもしれませんが)」などと言われました。

自分自身の中でも、それまでつまらないことに悩んでいた自分や、家族・友達に愛情が足りなかった自分に気付き、「もっと前向きに生きよう」「もっといろんな人と向き合おう」と、大らかに物事を考えられるようになりました。これはおそらく、皆さんもそうではないかと思います。

※本文中に登場するスタッフの名前は仮名とさせていただいております。